ニュージーランドは海外の人を惹きつける魅力のある国

ニュージーランドとは、南西太平洋のオセアニアのポリネシアに位置する立憲君主制国家です。

島国であり、北島と南島の二つの主要な島と、その他多くの小さな島々から構成されます。これらの島々を合わせた国全体の面積は約27万キロ平方メートルで、日本の4分の3程度しかありません。

首都であるウェリントンは北島にあり、この北島には主要な政府機関が集中しています。この国の最大の都市であるオークランドもやはり北島にあり、商業および経済の中心地となっています。

一方、南島は、国土を構成する島々の中で最も陸地面積の大きな島で、中心都市はクライストチャーチです。

島の中央には南アルプス山脈がそびえています。その最高峰が、標高3754メートルのクック山です。このクック山は、世界最高峰の山などと比べると標高は低いものの、登頂難易度が非常に高いことで知られています。

その他にも、南島は標高3000メートル以上の峰が18もあります。また、タスマン氷河やミルフォード・サウンドのような豊かな自然があり、観光客で賑わっています。

ニュージーランドの気候は、ほぼ全土が西岸海洋性気候であり、夏は涼しく、冬の強い寒波もありません。1年を通して温暖な気候である一方、北島・南島ともに多くのスキー場があり、世界中からスキーヤーが訪れます。

このように、ニュージーランドとは、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた島国であるといえます。

そのため、年間で260万人以上の観光客が訪れる観光立国です。この国から2000キロメートル北西に離れた位置にオーストラリア大陸があるためか、観光客の約45パーセントがオーストラリアからやってきた人たちです。

なお、この国がニュージーランドという名前になったのは、1643年にオランダの探検家であるヘンドリック・ブラウエルによって調査された際に、オランダの知識人が、同国のゼーラント州にちなみ、ラテン語で新しい海の土地という意味である「Nova Zeelandia」と名付けたことから始まります。

後に、オランダ語で「Nieuw Zeeland」と呼ばれるようになりましたが、1769年から1770年に探検家であるジェームズ・クックが帆船エンデバー号で訪れた際に、これをニュージーランドと呼んだため、今に至ります。

もっとも、このようなヨーロッパの探検家たちが訪れる以前に、この国は9世紀頃にすでにポリネシア人によって開拓されています。今も昔も、海外の人を惹きつけてやまない、魅力のある国であるといえるでしょう。